2010-01-24

36-34 だけど、涙が出ちゃう・・・女の子だもん

ベタに、女子バレーなんですが・・・

何気なくテレビをつけたら
Vプレミアリーグ女子の試合を中継してた。

バレーボールは男子も迫力があって凄いなぁ、
と思うんだけど、
女子の方が面白いです。
ラリーが続くことが多いからかな。

で、今日見た試合はトヨタ車体vs岡山シーガルズ。
セットカウント1-2で、第4セット。
このセットを取れば、岡山の勝利という場面。
セット後半、シーソーゲームとなり、
目が離せない状況に。

ラリーも面白かったんだけど、
24-24のデュースになってからが凄かった。
ホントに取りつ取られつで、
両チームの気持ちのぶつかり合い・・・

ここを落とせば、負けてしまうトヨタ。
ここを取らなければ、勝利が遠ざかり、
相手の勢いが増してしまう危機感にさらされている岡山。

なんとデュースを重ねる事11回。
結果、36-34というスコアでこのセットを取ったのが、
岡山シーガルズ。

筋書きの無いドラマ、なんていう表現があるけど、
ドラマチックでした。

こういうのを観てしまうと、
やはりスポーツ観戦はヤメられないですね。

岡山シーガルズには若干15歳のルーキーがいるんですが、
試合終了後、涙が出ちゃってました。

自分も涙が出ちゃいそうになりました・・・

2010-01-22

柱を変えてみると・・・ 〜聴かずに死ねるか!《第十三話》〜

柳家喬太郎
“竹の水仙”

ご存知、左甚五郎のお噺。

実は、数年前に桂歌丸師匠の高座でも体験してます。
その際には、淡々と話が進む中にも
左甚五郎という人の凄さを感じさせられ、
歌丸師匠の芸に感心させられました。
勿論、歌丸師匠の“ねずみ”も同様でした。

が・・・
喬太郎版“竹の水仙”は違〜〜〜うんです。

どちらかというと、小心者の宿屋の亭主にスポットが当たってます。
一文無しに宿泊されて、大酒呑まれてしまって右往左往。
おカミサンにどやされて、困り果てて涙々。
なんだかわけの分からない細工物を渡されて、饅頭かぁと意気消沈。
お屋敷に呼ばれて、お咎めを受けるんじゃないかと戦々恐々。
だんだんと亭主に感情移入してしまいます。

一つの噺として考えた場合、
演出によってストーリーが大きく変わる事はなくても、
噺の柱が変わる事による新しさや驚きは新鮮です。

でもって、喬太郎版は大爆笑の連続。
こんな左甚五郎噺は初めてでした。
喬太郎演出に、完敗です。

演者独自の世界観をキチンと表現できる噺家さんの高座は、
やはりいいもんです。
今度は喬太郎版“火焔太鼓”を
聴いてみたくなりました(流れとしてはベタですが・・・)。


ふと・・・

芸風は同じではないものの、
今は亡き、枝雀師匠を思い出させる場面もありました・・・





「呑み代、あと二百両ふっかけても良かったな」
いやいや、こちとらしがない庶民ですから・・・

2010-01-09

決してモタモタしてるわけでは無いし…

むしろ、ファインプレイと言ってもいい場合が多い。
中には、スパープレイと言える場合もけっこうある、
各チームの内野陣。

なのに、一塁はセーフ。

正月早々BSで放映していた番組。
MLBに渡ってからのイチローの全安打2030本を
一挙に見せるという、NHKならではの企画。

で、多いと言われているイチローの内野安打を
改めて、ダダーッと見た感想。

バットコントロールの上手さ。
己の技術に対する飽くなき探究心。
プレッシャーに打ち勝つ精神。
ゲームに出続けるための身体づくり・・・

色々と言われている事だが、
“天性の何か”が、さらに高みへと導くのだろう。

彼の内野安打の数々を見て、思った。

ま、それを現場でジャッジする
塁審の面々も凄いな、と思ったけど。

ハイレベルな現場だからこそ、
磨かれていくモノを見た想いだった。

それは、イチローだけに言える事では無いと思うが、
番組の企画が企画だけに、
やはり、イチローは際立って輝いていた。