2014-02-15

長野からソチへ:ヤロミール・ヤーガー 42歳の五輪を応援する!

今日(2月15日)は、
チェコの英雄ヤロミール・ヤーガーの誕生日である。

彼の名を強く意識したのは、長野五輪。
NHL選手の参加が認められたのはこの大会からで、
ウエイン“グレート・ワン”グレツキーなど、
スパースターたちが来日し、
NHLの魅力を大いに印象づけた大会だったと思う。

カナダ男子チームの日系NHLスター、
ポール・刈谷(当時ANA)が怪我で参加できなかったのは
残念な思い出ではあるが、
自分がNHLを観るようになったのも、
この大会に、大きな影響を受けたから、である。

その長野では、おおかたの予想を裏切る結果で、
チェコが金メダルを獲って幕を閉じた。
カナダは、なんと4位でメダル無し。

この大会で、チェコはヤーガーの活躍と、
ドミニク“ザ・ドミネーター”ハシェックの
守り(決勝ではロシアを完封)で勝ったといっても
過言ではないだろう。

というか、それしか印象にない。
・・・それもあって、ゴーリーというポジションに、
   凄い魅力を感じている

そのメンバーの中で、ヤーガーは未だ現役。
年齢による衰えの声も聞こえる中、
NHLにおいては昨季、スタンレーカップを再び獲るべく、
トレード期限すべり込みでボストンへ電撃移籍。

ファイナルでは敗れたものの、
相変わらずのパックキープ力は健在で、
「もしかしたら・・・ソチで代表入りするかも!」と期待させる
プレイだった。

アイスホッケーというスポーツにおいて、
42歳で五輪代表というのは彼以外、
自分は知らない。

※ちなみに、グレツキーは長野時に37歳
 ソチにおいて、ロシア女子代表のパシケビッチは41歳

そんなワケで、
チェコ代表にヤーガーが入ったニュースを知った瞬間、
ソチの男子アイスホッケーは、断固チェコ応援! と思った次第。

しかしなぁ・・・

決勝リーグまで勝ち上がらないと、
日本においては、ヤーガーの勇姿は観れない。

なぜなら予選リーグ、チェコは予選リーグC組。
アメリカやカナダが別組ということで、放映無し。
(本日時点で、予選リーグC組で1勝1負)

見方を変えれば、超強豪と別組なので、
決勝リーグへ上がれる確率が高い(かも)とも言える・・・かなぁ。
今のところ、既にスウェーデンに負けているので、
もう後が無いかもしれない。

頑張れ、ヤーガー!
ゆけゆけ、チェコ!


っと、長々とマニア話にお付き合いいただきまして、
ありがとうございます。


※ちなみに、女子アイスホッケーが正式種目になったのも、
 長野から。
 スノーボード・ハーフパイプも、
 長野から。

 今大会、自力で五輪出場を1番につかみ取ったのが、
 女子アイスホッケーで、
 今大会でのメダル1&2号がハーフパイプということを考えると、
 長野とソチには、並ならぬ関係がある、かも。

 これで、チェコ男子アイスホッケーが金を獲れば、
 その関係は、間違い無い!


 かな・・・