2011-05-17

落語における『つもり』の具現化 〜聴かずに死ねるか!《第十八話》〜

桃月庵白酒
“だくだく”

この噺は、絶対に高座でライブで見るべき。
アクション活劇だから・・・

この噺は“究極のくだらなさ”が凄くいいのだと思う。
からだを張って“究極のくだらなさ”を演るのだ。

で、この噺のキモはなんなのか・・・

そもそも落語には舞台装置というものが無い。
つまり、観る側が噺家の芸によって、
「芝の浜で魚勝が一服している」のを観ている『つもり』になり、
自分も幽霊と丁半博打をやっている『つもり』になったりするのである。

で、噺家の芸レベルが高ければ高い程、
観る側にとって『つもり』が『観た』『やった』・・・
とリアルな体験に近づいていくのである。

その、『つもり』を“究極のくだらなさ”において具現化しているのが、
この“だくだく”だと思う。

名人と言われている噺家さんも、わりと演っていたりするらしいが、
桃月庵白酒のしか観たことは無い。
でも、白酒師匠には合っているように思った。
凄く面白かったし、
『つもり』ではなく、本当に師匠はだくだくだった(汗だけど)。

あ、何が“くだらない”のかは、
観てのお楽しみ・・・




今宵も一献、だくだくっと呑んだつもり〜。

NBAでも・・・

結局、メンフィスの今期は終わってしまったのだが・・・

やりましたねぇ。


アップセット!


プレイオフ1stラウンド。

レギュラーシーズン8位が1位を破っちゃいました。

カンファレンス王者サンアントニオを破っての

カンファレンスセミファイナル進出。


そして、敗れたとはいえ、

カンファレンスセミファイナルでは

オクラホマシティを相手に、

第7戦までもつれ込む熱い戦いだった。


カンファレンスファイナルまで進んだら面白かったけどね。

なんせ、ロサンゼルスLがダラスにスイープされてただけに、

荒れたかもしれない。


ま、ダラスが勝っただろうとは思うけど。

(思い込みたいだけかも・・・)


あ、なんだか前期のNFLのプレイオフに似てる?

シアトルが王者ニューオリンズを喰った、プレイオフ緒戦。


まぁ、さすがにNBAではレギュラーシーズン負け越しで

プレイオフに出れる事はいんだろうけど、

歴史を紐解いてみないとなんとも言えないか。

どうだったかな・・・


ということで、今年のファイナルは、

シカゴvsダラスでキマリだろう(願望・・・)。

観戦が楽しみ・・・


個人的にはキッドにリングを獲ってほしい。

んで、シカゴは来期でいいんじゃないかな。

2011-01-24

第一種接近遭遇

日曜の16時くらい・・・

目黒駅近くにて、歌武蔵師匠を見かけた。


めちゃくちゃカジュアルな出で立ち…

違和感を感じた。


でも…


やっぱり、松井に似てた。

やっぱり、物凄く大きかった。


ただ、それだけ…




あ、


今日は、クマちゃん負けてしまいました・・

これから、一人残念会です。

とはいえ、2/7は楽しみです。


グリーンベイはビンス・ロンバルディの栄光を取り戻すのか。

鉄のカーテンが立ちはだかり、

ロスリスバーガーに三度目の栄冠をもたらすのか・・・




2011-01-09

この男たちのメンタリティはどうなってるの?

インディアナポリスvsニューヨークJ。

見ていて疲れた!


解説の松本直人氏も再三言っていたが、

マニングのメンタリティはどうなってるの?

味方のルーキーのファウルによって、

ニューヨークJに貴重な1stダウンを与えてしまっても、

ベンチでは冷静、ネクストドライブでも危なげなく

クォーターバッキングを展開していくメンタリティ。


そのドライブをこれまた冷静に展開していく、

インディアナポリスのチーム全体のこの落ち着きはどうなの?


とはいえ・・・

このゲーム、キッカーが凄かった。


残り1分ちょい。

インディアナポリスのラストドライブ。

逆転を賭けた、フィールドゴール。

ヴィナティエリの全く危なげない50yトライ。

プレイオフという重圧の中で、

残り時間も無く、逆転がかかっているという重圧の中で、

普段でも難しいこの距離を平然と、

ど真ん中から当たり前のように決める精神力・・・


ただただ、“凄い”としか言いようがなかったのだが・・・


ニューヨークJが残り53秒、魅せてくれました。

このゲーム、たぶん90%ぐらいの人々が

インディアナポリスの勝利を疑わなかったと思う。


そして・・・


残り3秒、ニューヨークJのラストチャンス。

ニック・フォークのフィールドゴールは、

見ているコッチの方が痺れてしまいました。

32yというキック、これって当然決めなきゃいけないキックで、

NFLのキッカーにとっては決して“トライ”じゃない。


しかーし!

残り3秒、決めれば勝ち、外せば負け。

しかも、プレイオフの緒戦。

しかも、アウェイ。

この、もの凄いプレッシャーの中では、

60yにも70yにも感じてしまうのではないかと思う。


それをニック・フォークはサクッと決めちゃいました。


NFLのキッカーは並の精神力では無理なんだなと、

素人目にも感じた一戦でした。


さて、とはいえ次は“鉄のカーテン”を打ち破れるのか・・・



あー、なんか、まだ心臓がバクバクしてる気がする。

を・・・ひょっとするとひょっとして・・・

いやー、シアトル、勝っちゃいました。

王者ニューオリンズを破っちゃいました。

正に、アップセットでした。


やっぱり、ハッセルベックが復調したシアトルは

強いということなのか。


レギュラーシーズン負け越しなのに

地区チャンピオンということで、

ホームゲームだったからなのか?


ちなみに、プロボウル選出選手は・・・

シアトル0。ニューオリンズ3。

なのに・・・


圧巻だったのはリンチの68ヤードTDラン。

第4Q、ニューオリンズの最後のチャンスともいえる、

2ポイントコンバージョンを防いだディフェンス。


王者は、ここに散ったのであった・・・

NFLで連覇することの難しさを見たゲームだった。


次はアトランタ。

でも、その次には間違いなく、

クマちゃんが立ちはだかるのである。


さて、どうなることやら・・・


おっと、次のキックオフだ。

インディアナポリスvsニューヨークJ。

ダラスクラークを欠いたインディアナポリスの運命やいかに・・・