2009-06-25

この“間”は貫禄? 〜聴かずに死ねるか!《第四話》〜

またくらべちゃいます(こればっかり)。 

柳家花縁と三遊亭金馬。 
んで、 
“長短”。 

あきらかにアレンジが違います。 

金馬は、気の長い方を関西人にしたててます。 
まぁ、どんだけ江戸っ子が気が短いんだ、っつーことでしょう。 

金馬は、“間”で聴かせます、気の長い様を。 
花縁は、気の長い様を、何か余計な事をさせて表します。 

金馬は、最後に気の長い方が言いたい事を 
着物のことやなんかにかこつけて、聴き手ににおわせます。 
もう、ここで気づいた聴き手たちは肩が震えちゃいます。 
花縁は、ストレートに下げに向かって進んでいきます。 

んー、どちらも芸なんだけど、 
金馬の方が気が長いのか? 
いやいや、貫禄か? 
などなど・・・ 

個人的には、この話、 
“間”で聴かせてもらいたいっすね。 
んで、気の長い方が、思わず最後に色々語ってしまう。 
ってのが良かったなぁ。 

にしても・・・ 
またしても、金馬師匠をナマで見る事ができて、良かったなぁ。 
いつ見れなくなっても不思議じゃないもんね(ヲイヲイ・・・)。 


ま、そうはいっても 
「今日も冷やでいいんだよ」

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